メキシコ人のお客様と訪れたヤマハピアノ工場。人生で一番楽しかった見学ツアーの話

知ってる?日本初のピアノは江戸時代にやってきた!

目次

ファーストピアノだけに初めて日本に入ってきたファーストピアについてお話しします

「日本に初めてピアノがやってきたのはいつ?」と聞かれたら、あなたはいつだと思いますか?

実は、今から約200年前の江戸時代後期なんです!

当時の日本は鎖国中。そんな時代に、ドイツ人医師のシーボルトが長崎の出島に持ち込んだのが、日本初のピアノでした。

まるでテーブル?日本最古のピアノは「スクエアピアノ」

シーボルトが持ってきたピアノは、私たちがよく知っているアップライトピアノやグランドピアノとは全然違う形をしていました。まるでテーブルのような四角い形をしていたため、「スクエアピアノ」と呼ばれていました。

この貴重なピアノは、シーボルトと親交があった山口県の豪商、熊谷家に贈られました。今も大切に保管されていて、日本に現存する最古のピアノとして、その姿を見ることができます。

この日本最古のピアノは、山口県萩市にある熊谷美術館に展示されています。 夏休みのお出かけ先に迷ったら、歴史ロマンあふれるこのピアノに会いに行ってみるのはいかがでしょうか?


日本のピアノは「ヤマハ」から始まった!

シーボルトによって日本にもたらされたピアノですが、江戸時代には広まることはありませんでした。

ピアノが本格的に普及し始めるのは、明治時代になってからです。西洋の音楽が日本に入ってくるようになり、輸入されたピアノの修理や製造の技術も少しずつ伝わっていきました。

そして、1900年(明治33年)には、ヤマハの創業者である山葉寅楠が、ついに日本で初めてのピアノを完成させたんです。

この国産第1号のピアノが、今も世界中で愛される日本のピアノづくりの歴史の始まりとなりました。


この「日本初のピアノ」の物語は、夏休みの自由研究のテーマとしても面白いかもしれませんね。ピアノの歴史や仕組み、西洋文化が日本に入ってきた背景などを調べてみるのもおすすめです。この夏、何か新しいことに挑戦したいと思っている方はいませんか? ピアノを始めてみたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

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